Olympus OMシステム用 F.Zuiko Auto-S 50mm f1.8の作例です。
友人に何人かOlympus信者がいて、かなりの勢いでOlympus を勧めてくるので(現行のマイクロフォーサーズシステムを)、ギャグでこのレンズを買って私もOlympusユーザーになりました。
医療機器で有名なOlympusなので、いままで正直、味とか雰囲気とかはまったく期待してませんでした。
逆に性能は安定してるんだろうなぁと予想してました。
ですが、試し撮りをしてみると、その印象は全く逆で、性能ははっきり言って?な感じ。
特にちょっと光の条件が厳しいと開放付近でかなりゆるゆるな感じになってしまうのですが、周辺光量は落ちて、ハイライトはふわふわになってといった感じが、ノスタルジックと言うか旅情を誘うというか、とにかく良い雰囲気づくりができてると思います。
今回は、標準レンズということでしたが、羽田空港周辺を中心に撮ってみました。
飛行機の写真もアップしています。
まずは、川崎の浮島町公園で羽田空港から離陸する飛行機を撮影。
同じような絵で、絞りを変えて撮りました。
まずは開放(f1.8)で撮影、
正直、高性能レンズとはかけ離れた存在ですが、どうでしょうこの味。
まるでこの飛行機の乗客のほとんどが、会社を辞めて最終目的地未定、帰国予定日未定の旅に出るところな雰囲気に感じます。
次はf5.6、
ある程度まったりした雰囲気を残しながら、性能も安定してきました。
プーケットとかにリゾートしに行く人たちを乗せてる感じでしょうか?
最後にf16、
これを見ると、医療機器メーカーのレンズって感じしますね。
出張サラリーマンを乗せてる感じ。
ということで、このレンズは開放付近で撮るのがいい味だと感じ、ここから先は開放付近中心で撮影しています。
開放(f1.8)で撮影
さあ、良い旅を。
羽田空港へ移動する途中、首都高横羽線。
開放(f1.8)で撮影、
制限速度60キロって感じのユルさです。
開放(f1.8)で撮影、
ゆったりとしてますが、切ない雰囲気ですね。
開放(f1.8)で撮影、
ほぼ順光なんですが、白いものが入るとユルくなります。
開放(f1.8)で撮影、
完全に日陰だと開放でも安定します。
開放(f1.8)で撮影、
国際線ターミナルから。
東方航空の飛行機ですが、奥に小さく見える離陸したばかりの飛行機は、おなじスカイチームのエールフランス。
国内線第一ターミナルに移動、ビール飲みながら撮影。ドラマチックな雲は東南アジアかどこか、旅先的な雰囲気。
開放(f1.8)で撮影、
f2.8で撮影、
遠景撮影の際は、雰囲気的には開放とほぼ同じくらい。
安定性考えると、このくらいがベストバランスかもです。
私も出張ではない旅に出たくなりました。