Yashica Contaxマウント用、Sonnar T* 100mm F3.5の作例です。
このレンズは、Yashica Contax時代にはあまり目立たない存在だった気がします。
同じ100mmにPlanarとMakro-Planarがあり、どちらも優等生レンズのイメージが強かったらしく、あえて安定のSonnarを買う人は少なかったのではないかと思われます。
このレンズは友人が所有していたものを借りての撮影です。
写りはやはり安定のSonnar。
ちゃんとシャープで、色に関しても結構しっかりのるので、前半の宗谷やコンテナターミナル(台場)の写真のような、色がしっかり塗られたものの雰囲気は抜群に良い。
また、少しアンダー気味で撮るとそこそこ渋く写るので(前回のT用38mmほどではありませんが・・・)、クラシカルなものの撮影にも向いていると思われます。
特に記載のないものはf5.6かf8で撮影しています。
船の科学館にいる南極観測船宗谷
ここから、EVER GREEN のコンテナターミナル
太陽の光が反射するテレコムセンター
公園の噴水にあった滝、こちらはf3.5(開放)。水のツヤ感も良いですね。
ここからは小金井公園。
C57の運転席。こちらはf3.5(開放)。
雨に打たれたベンチ。きっと愛をささやく歌もないでしょう。
そしてここからは、小金井公園内にある江戸東京たてもの園。
ここには古い建物が内装も含め保存されているので、レンズの試し撮りにはもってこいの場所でした。
中にカフェ等もあるので(ドイツビール有)、次回は1日ゆっくりしたいです。
丸ポスト、こちらはf3.5(開放)。
長い間働いてきました、お疲れ様です。
昔のオシャレな家のコンロです。
オシャレです。
タバコ屋さん、昭和ですね。
ドイツ人が建てた家の照明。
この建物がカフェになっていて、私はここでドイツビールを飲みました。
*次回、別のレンズで小金井公園内と江戸東京たてもの園の写真をもう少し紹介します。
シャープネスも色のりも高いレベルだと思います。
空気感の表現もさすがZEISSのSonnar。
私的には、以前紹介したRIKENON 50mm f2といっしょに持ち歩きたいレンズです。