このCanon FL 135mm f3.5は、オークションで1000円で落札した格安レンズ。
なぜか135mmは全体的に安くて、ものによってはライカでも10000円以内で買えてしまう。
前に紹介したHektor 13.5cmも約7000円とライカのなかでは群を抜く安さ。
ちなみに以前、Hektor 13.5cmを紹介した記事はこちら。
Ernst Leitz GmbH Wetzlar Hektor 13.5cm f4.5 の作例紹介 with SONY A7R Vol.1
Ernst Leitz GmbH Wetzlar Hektor 13.5cm f4.5 の作例紹介 with SONY A7R Vol.2
なぜか人気が無いです。
逆に言えば、性能の割りに安いレンズがたくさんあるということですね。
よくポートレート用として85mm前後が好まれますが、このあたりは性能の割りに価格が高いということを考えると、135mmでもだいたい同じように撮れるので、135mm前後の超高性能レンズを買ってしまうというのも良い選択肢かと思います。
で、このFL135mm f3.5も、ハイスペック版兄弟レンズのf2.5(こちらも10000円以内で買えるらしい)に対する廉価版なので、残念ながら3000円以下になってしまいますが、少しフリンジが出やすいということ以外は、現代の中価格レンズと比較してとくにネガティブな部分はみつかりませんでした。
しかも、フリンジといってもCamera Rawで修正できるレベルのもので(フィルム時代はなんとかならない現象なんですね)、シャープネス、階調等はそこそこなレベルではないかと思います。
私のなかで、Photoshopで少しレタッチすれば現代のレンズレベルになる格安レンズは良いレンズだと思うので、このレンズのコスパはかなり優秀です。
品川駅から海のある方向に歩いていたらカモメ軍団発見!
開放(f3.5)で撮影

なるべく寄りで。
逆光、開放(f3.5)で撮影

回り込んで順光側から。
こちらも開放(f3.5)で撮影

葉っぱに太陽の光を透過してみました。
f5.6で撮影

こちらは世田谷区にある小さな公園の紅葉。すごくセンスの良い植え方でした。
開放(f3.5)で撮影

逆光の踏切です。
なぜかここだけ光が当たってました。
f5.6で撮影

どこかの家の塀に絡みついたツルです。
開放(f3.5)で撮影

そして、そのお隣の家。
こちらも開放(f3.5)で撮影

ほとんど入居してないアパートの柱
開放(f3.5)で撮影

空室になったあとポストをほっぽらかしておくと大変なことになりますね。
開放(f3.5)で撮影

こんな感じで、ちゃんと塞いでおきましょう。
f4で撮影

前も撮りましたが、世田谷線沿いに咲いたきれいな花、バックに電車をぼかしてみました。ボケの具合はどうでしょう?
開放(f3.5)で撮影

この日の空は少し切ない感じでした。
f8で撮影

でも最終的にはきれいな色になりました。
f5.6で撮影

帰ろうとしたら電車が来たので〆に1枚。
f5.6で撮影
