Rollei QBM用 Carl Zeiss Distagon 35mm F2.8 HFT 3回目の作例紹介です。
しっかりとした色乗りと程よい彩度とシャープネスが、旅行先でのスナップや街風景写真にちょうどいいレンズです。特に東南アジア等のウェットな空気感を表現するのが得意なようです。
まずは台北。
久々のプライベートの海外旅行。
どちらかというと、乗り鉄+美味しいものを食べるのが主目的だったため、撮影に使える時間はほとんどなく、枚数はあまりたくさんありませんが、台湾独特なやや重い空気を切り取れたと思います。
記載のないものはf8で撮影しています。
ホテルの窓から、向かいのビルを撮りました。
くすんだ壁に、何故か染み出てくる生活感が何となく心地よい。

同じビルを下から。

信号待ち。
こちらは明るさの関係でf4で撮影。

路地にも食堂や商店がちらほら。
f4で撮影。

果物の露天。やはり南国、このお店の他にも果物屋さんが多いです。f2.8で撮影。

台湾から成田に帰国したのが夕方でしたが、次の日の朝、成田発の便でタイへ出発。
今度は出張です。コラートという街でした。
こちらも日系企業が多いようで、出張で行かれる方は多いのではないでしょうか。
有名なお寺や遺跡、ナイトマーケット等があるようですが、今回は、スケジュールにゆとりが無かったため、ホテル周辺を散歩するくらいしかできませんでした。
小さいですが、ローカルなお寺を見つけました。

こちらはお寺の塀、f4で撮影。

残念ながら、こんな感じの幹線道路沿いのホテルだったので、ちょっと殺風景なところでした。

空き物件ですか?

ホテルの部屋から。

台北もコラートも特に有名な観光地に行ったわけではありませんでしたが、旅先のいわゆる普通の街の空気感をさっと切り取るのには良いレンズだと思いました。
次回はもう少しゆったりとしたスケジュールで行きたいです。