Semi-Princeという古い中版蛇腹カメラ用Schneider Jsco 7.5cm F4.5。
Eマウントに改造された(フランジバック未調整)ものをメルカリで購入。
作例は等々力渓谷で撮影、帰りに宮の坂に寄りました。
すべてf5.6かf8で撮影しています。
Schneider のレンズは初めてです。私のSchneiderのイメージはPantar30mmや45mmのような、スッキリとした透き通った感じの写りと思っておりましたが、このレンズはちょっと違いました。空気感の表現は抜群に良い気がします。
しかしながら、とにかくふわふわになりやすい。特に逆光等条件が悪いとき。
一応フォーカス部の芯は出るのですが、その周りがソフトフォーカスのようなふわふわ感に。
このようにレンズに厳しくないところは、しっとりと写って良いですね
このレベルの逆光だとかなりふわふわに。
でも、それがなんとなくかぐや姫が生まれてきそうな雰囲気に、、、
お寺や庭園も、良い空気感の表現だと思います。
等々力駅のホームってこんなに渋かったんですね。
ここからおなじみの宮の坂駅。
この個体のせいなのか、ちょっと条件が悪いとふわふわとした絵になってしまうようです。
ただ、さすがにドイツの老舗メーカーだけあって、雰囲気の表現に関しては、申し分ないですね。