Carl Zeiss Makro-Sonnar T* 100mm F2.8の作例。
以前、このレンズの作例を撮ったとき、間違えてAPSサイズにクロップして撮影してしまったため、フルサイズでの作例がほしいと思いアップしました。
撮ってみると、f4で絵全体がそこそこくっきりしてきます。
ただ、色の階調がかなりなめらかなので、硬いイメージは無いと思います。
このレンズはSonnarの名前がついていますが、前回紹介したS-Planarより柔らかい気がします。
実際この手の撮影ならf4あたりがよいかも。
f2.8でもフワフワ感はなく、程よいシャープさと程よいユルさだと思われます。
また、この時代のZeissレンズ特有の色のりの良さや、黒の艶感は開放からちゃんとみられますね。
しかも、電子接点付アダプターを使用していて、開放でフォーカスして撮影時のみ絞り込むという、いわゆる純正レンズとほぼ同等に使えますので、ポートレートが目的だったら中望遠はこれだけあれば私にとって十分なのかも。(実際、私の趣味がレンズトライアルなので他にもいろいろ持ってますが・・・)
このレンズもかなりバランスのよいレンズだと思いますが、S-Planar同様、オークションでの価格はかなり安いかわいそうな子なんです。
モデルをしてくれたのはひとつ前のS-Planar 60mmの記事同様、咲羅レインさん。
https://twitter.com/_rain_sakura
ちなみにこちらが前回の記事です。
Carl Zeiss S-Planar T* 60mm F2.8 (for Yashica Contax) の作例紹介 with SONY A7R vol.2
ビューティー広告風モデル、なかなか向いていると思います。
ライティングも前回のS-Planar同様、クリップオン+傘を1灯。
絞りf4での作例から。





次にf2.8の作例です。








