こちらも友人から借りたCarl Zeiss Planar 50mm f1.7。
フィルム時代、私も持っていて、そのときはさっぱりした水彩画のような色のりで、シャープネスは開放から安定していた印象でしたが、今回あらためてデジタルで撮ってみたら、意外と光の条件によって印象が変わるように思えました。
比較的新しい西側Zeissのレンズにしては珍しく、逆光&開放では少しふわふわ感と破綻、それから色収差が気になります。
ただ、この破綻もうまくハマれば水彩画のようなメルヘンな雰囲気に持ってこれるので、この辺はまだまだ慣れが必要かも。
とにかく、フィルム時代の安定した印象とは全く違って、時々意外と暴れ馬なところがあるレンズだと思いました。
撮影は、記載がないものは開放(f1.7)です。
まずは花を求めて浜離宮へ。
コスモスと彼岸花がたくさん咲いているとのことだったので、コスモスはメルヘン、彼岸花は渋めを狙ってみました。
が、少なくともコスモスはほぼ終わりかけていて、なんとか撮ったのがこれ。
もっと花だらけで、”あっ、メルヘン、メルヘンよ!!” といった感じの写真にしたかったのですが、これが限界。
彼岸花もやっとこ探してこれ。
なのであきらめて移動。
困ったときの世田谷線
このあたりは以前も他のレンズで撮ってます。
ここで絞り値を何パターンか比較。
f1.7
f2.8
f4
f5.6
f8
開放が決まると素敵なんですが。
f1.7
f5.6
こういうのはあまり向いてないかな?
つづいていつものドラゴンちゃん
f1.7
f4
f8
光の条件が厳しくなく安定したところでは爽やかでありながらしっとりとした色のりになりますね。
おまけ
やっぱり会いに行っちゃった。にゃんにゃんたち。