日本

<111> MINOLTA AF 50mm F3.5 MACROの作例紹介 with SONY A7 vol.3

投稿日:2021年6月5日 更新日:

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今回はMINOLTA AF 50mm F3.5 MACROの作例紹介3回目。
撮影したのは、埼玉県飯能市にある富士浅間神社という小さな神社です。
一般的に浅間神社系では、コノハナサクヤヒメをご祭神としていて、このコノハナサクヤヒメはニニギという天から降りてきた方の妻で、このニニギさんが会ってすぐプロポーズしてしまったほどの美女だったようです。
なので今回は、小さな神社の撮影ができそうな手持ちの広角から標準域のレンズの中で、美女撮影に向いてそうなレンズということで、やわらかく滑らかな階調を持つこのレンズを選びました。
また、この神社を今回の作例撮りに選んだ理由や、その他神社やコノハナサクヤヒメやニニギに関して、作例の後にちょこっと記載しておきます。
なお、特に記載の無いものはf8で撮影しています。

この他のMINOLTA AF 50mm F3.5 MACROの記事はこちらから。
MINOLTA AF 50mm F3.5 MACRO の作例紹介 with SONY A7R vol.2
MINOLTA AF 50mm F3.5 MACRO の作例紹介 with SONY A7R vol.1

美しい自然に囲まれた、村の神社といった感じでした。



マクロレンズなので、植物の撮影は得意ですね、
f5.6で撮影。



木の柔らかい感じの表現も得意なレンズだと思います。



本職の寄りです。
f4で撮影。



このような小さな祠もいくつかありました。



涼しげな滝もあります。



そして滝の脇にいるドラゴンさん。もしかして旧約聖書ででてくるモーゼの青銅の蛇とつながりがあるのでしょうか?
よく、神社には、ユダヤ文化に似たものがみられることがあると言われますが、もしかしたらこれもその一部かも(?)
まあ、こういったロマンを感じるのも楽しいですね。



f5.6で撮影していますが、もう少し開いておけばよかったかな?



これは粋な演出なのかな?コノハナサクヤヒメ=かぐや姫説もあるようですが、この神社のすぐとなりに竹林がありました。



前回、前々回と、ロードバイクでサイクリングをしながら、よさげな景色を探して撮影というスタイルを試みましたが、どうもサイクリングしながら良い景色を見つけて止まるというのが自分に合っていないらしく、なので今回は、目的地を決めて、そこまではサイクリングに集中し、目的地では撮影に集中するといったスタイルにしてみました。
また、ここのところ、古代史に興味があり、伝えられている神話や伝説の登場人物や神様が実際どこの誰だったかを考察するのが好きで、それをやっているとどうしても神社にも興味がわいてしまうといった流れで、今回は神社。
さらに、この飯能市の富士浅間神社の総本社は富士宮の浅間神社本宮、そして浅間神社は静岡市に新宮があります。
この新宮、本宮、富士山頂を結んだラインのほぼ延長線上に、今回の飯能市富士浅間神社があり、ちょっとロマンを感じてしまった。さらに自宅からの距離も約70kmと、ロードバイクのサイクリングにはちょうど良い距離ということが、この神社を選んだ理由でした。
 
そしてこの富士浅間神社のご祭神のコノハナサクヤヒメですが、前途のとおり夫がニニギという天から降りてきたという神様?人?です。
(この先はしばらく写真とは全く関係のない話になるので、興味のない方は次の作例までスクロールしてください。)
あまり細かいところまで考察すると、神様好きや皇室好きな方にいろいろ怒られてしまうかもしれませんが、よく考えられている説として、天から降りて来たというのは、技術やお金を持って日本に渡来して来たと考えられる事が多く、そうするとニニギっていったい誰なんでしょう?と思ってしまいますね。
ニニギが天から降りてきたのがいつごろかというのはいろんな説がありますが、神武天皇の実際の即位が西暦200-300年くらいではないかという説が多く言われていることと(古事記ではもっと前ですが、古事記の年代だと神武天皇の寿命がとんでもないことになってしまう)、ニニギと神武天皇の間のウガヤフキアエズ時代が実は15代くらいあったと言われていることから、ざっくり紀元前200年くらいに来たのではないかと私は思っています。
そして、そのころ、大陸には始皇帝の秦があり、始皇帝の命令で不老長寿の薬を探しに、蓬莱山という山を目指して東の海へたくさんの人民(技術者含む)とお金を持って旅立った徐福という人物がいたと言われています。
徐福自体は本当にいたかどうか、また、日本に来たかどうかはわかりませんが、日本各地に徐福の伝説は残っていて、富士山周辺にも徐福伝説はあります。
ニニギの妻のコノハナサクヤヒメをご祭神とする浅間神社は富士山周辺にたくさんあるので、もしかしたらニニギは徐福だったのかもしれませんね。

-追記 2023.03.05-
その後いろいろ調べてみましたが、もしかしたらニニギ(というか、古事記の神武東征前の物語)はもっとずっと昔、いわゆる渡来人がまだ大陸のどこかにいる頃の話ではないかと思ってきました。
引き続き調査を続けます。

実は富士浅間神社に行く途中、道に迷ってしまったときたまたま見つけたのがこの武蔵阿蘇神社。ご祭神は、主に、健磐龍命とのことですが、あまり詳細を知らなくてごめんなさい。
神社自体は、熊本にある阿蘇神社が総本社とのこと。
今回の目的地だった浅間神社の浅間という言葉は、もともと火山を意味するアサマから来ているらしく、さらに阿蘇という名前も意味としては同じという説があります。なので、今回偶然迷って入り込んだこの阿蘇神社ですが、何かの縁かと思い撮影させてもらいました。
ただ、コノハナサクヤヒメ撮影をイメージしたレンズセレクションなので、健磐龍命に適しているかどうかはわかりません。
 
こちらも村の神社といった雰囲気でしたが、建物や鳥居はかなり立派でした。
f11で撮影。



f5.6で撮影



f5.6で撮影



f5.6で撮影



f5.6で撮影



今回撮った感想としては、思ったより発色はナチュラルな感じだったかも。
まあ、神社の撮影にはこのくらいがちょうどいいかな?
もしかしたら作例紹介よりも神社紹介的な記事なってしまいましたが、またこのようなネタはやらせていただきたいと思いますので懲りずに見てください。

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