今回は、Vivitar Auto Wide Angle28mm f2.5の作例紹介です。
Vivitarはアメリカの写真関連機材のメーカーらしく、いろんなレンズを出していたようですが、そのほとんどが日本のレンズメーカーによって生産されていたようです。
今回の、Auto Wide Angle 28mm f2.5は、キノ精密工業というところで造られたらしいのですが、どうやらほとんどが富岡光学の部品で構成されているようです。
写りとしては、シャープネスは開放ではややユルめで、色のりは渋いながらコッテリしているように思えます。
また、開放では周辺の落ちがあります。
前半は、タイへの出張中に撮った作例です。
今回はパタヤのホテルに滞在しました。
夜中に目が覚めると、月がきれいだったので、寝ぼけながら撮りました。
ホテルの窓からf8で撮影
朝、目が覚めると、下にかわいいプールを見つけました。
こちらは夕食を食べたレストランから。
タイにはビーチに隣接したレストランがたくさんあります。
f8で撮影
今回は仕事が忙しく、カメラを持って歩き回る時間がなく、もう帰り道。
ありきたりですが、飛行機の主翼。
f8で撮影
帰りに羽田空港で1枚。
f4で撮影
後半も羽田空港から。別の日です。
まずは国内線第一ターミナルから逆光で。
f8で撮影
同じく逆光、f5.6で撮影です。
ややユルくなってきました。
こんどは開放(f2.5)で撮影、けっこうユルユル。
次は国際線ターミナルから順光。
開放(f2.5)で撮影、渋い色です。
こちらも開放(f2.5)で撮影。
なかなか良い雰囲気を出してくれました。
少々地味な存在感のレンズですが、アジアの一人旅など、やや重めな空気感を切り取るのには向いていると思いました。